Award

第91回 アカデミー賞®
外国語映画賞〈ベルギー代表〉
第71回 カンヌ国際映画祭
〈外国語映画賞〉ノミネート
第71回 カンヌ国際映画祭3冠
カメラドール〈新人監督賞〉
最優秀演技賞(ある視点部門)/国際批評家連盟賞
ヨーロッパ映画賞
ディスカヴァリー賞受賞
作品賞・主演男優賞ノミネート
サンセバスチャン国際映画祭
ヨーロッパ映画賞(観客賞)
セバスチャン賞受賞
ロンドン映画祭
第1回作品賞/サザーランド賞受賞
チューリッヒ映画祭
最優秀作品賞受賞
リュミエール賞
フランス語映画賞受賞
レザルク・ヨーロッパ映画祭
TitraFilm Prize受賞
NMFCアワード
最優秀男優賞受賞
オデッサ国際映画祭
最優秀演技賞受賞
最優秀作品賞ノミネート
Palic映画祭
作品賞(Golden Tower)受賞
TOFIFEST国際映画祭
グランプリ(golden angel)受賞
ストックホルム国際映画祭
最優秀主演男優賞受賞
作品賞ノミネート

Spectrum映画祭
グランプリ受賞
Ringerike International
Youth Film Festival 
審査員賞受賞
トビリシ国際映画祭
EU Human Rights in Film Award 受賞
ピンヤオ国際映画祭
観客賞受賞

アメリカ撮影監督協会賞 スポットライト賞ノミネート/ロサンゼルス・オンライン映画批評家協会賞 外国語映画賞ノミネート/ゴヤ賞 最優秀ヨーロッパ映画賞ノミネート/パームスプリングス国際映画祭 外国語映画賞ノミネート/フィラデルフィア映画祭 新人賞ノミネート/セビリア映画祭 最優秀作品賞ノミネート/エルサレム映画祭 新人監督賞ノミネート/メルボルン国際映画祭 最優秀作品賞ノミネート/ワールド・サウンドトラックアワード ノミネート/アデレード映画祭 作品賞ノミネート/コーク国際映画祭 作品賞ノミネート/CPH:PIX 新人賞ノミネート/トロント国際映画祭 DISCOVERY部門出品/シドニー映画祭出品/カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 ホライズンズ部門出品/ノルウェー国際映画祭出品/テルライド映画祭出品/オルデンバーグ国際映画祭出品/ヘルシンキ国際映画祭出品/ベルゲン国際映画祭出品/釜山国際映画祭 フラッシュ・フォワード部門出品/ゲント映画祭出品

Story

バレリーナを夢見るトランスジェンダーの少女ララ。
全力で支えてくれる父のため、そして自身の夢のために―
イノセントな彼女がたどり着く、
映画史上最も鮮烈でエモーショナルなクライマックス!
15歳のララの夢はバレリーナになること。
しかしそれは簡単なことではなかった。
彼女は男の体に生まれてきたから。
それでも強い意志と才能、娘の夢を全力で応援してくれる父に支えられ、難関のバレエ学校への入学を認められる。
夢の実現のためララは毎日厳しいレッスンを受け、血のにじむような努力を重ねていく――
だが、初めての舞台公演が迫る中、ライバルから向けられる心ない嫉妬、思春期の身体の変化により思い通りに動けなくなることへの焦りが、徐々に彼女の心と体を追い詰めていく――
夢に向かって刹那的に今を生きるララと今にも壊れてしまいそうな娘を必死に支える父。
交錯した2人との想いがたどりつくエモーショナルなクライマックスが観るものの心を激しく揺さぶり、そしてその先に待つ光輝くラストに涙が溢れる――

Introduction

第71回カンヌ国際映画祭〈カメラドール〉(新人監督賞)受賞
“ニュー・ドラン”(第2のグザヴィエ・ドラン)ベルギーの美しき新星ルーカス・ ドンが放つ
センセーショナルなデビュー作!
「Girl/ガール」は、2009年にベルギーの新聞に掲載されたバレリーナになるために奮闘するトランスジェンダーの少女の記事に心を動かされたルーカス・ドン(当時18歳)が、“必ず彼女を題材にした映画を撮る”という強い思いからアプローチを重ね、約9年の歳月を経て誕生した。
長編デビュー作ながらカンヌ国際映画祭に選出されるや「奇跡のように完璧なデビュー作」とメディアから喝采を浴び、カメラドール(新人監督賞)を受賞。アカデミー賞®外国語映画賞〈ベルギー代表〉選出、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ノミネートという快挙を成し遂げた。評論家・観客からは“ニュー・ドラン”とも称される、今世界が最も注目する新鋭監督である。


ロイヤル・バレエ・スクール現役トップダンサー 
ビクトール・ポルスター
第71回カンヌ国際映画祭〈最優秀演技賞〉(ある視点祁門)受賞
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世界が認める天才振付師
シディ・ラルビ・シェルカウイ
主演のビクトール・ポルスターは、アントワープ・ロイヤル・バレエ・スクールに通う現役のトップダンサー。“性別を超越した美しさ”と絶賛され500人を超える候補者の中から選ばれた。
初の映画出演でシスジェンダーでありながらララの繊細な表情や思春期の心の機微を見事に表現し、カンヌ国際映画祭・ある視点部門で最優秀演技賞を受賞。バレエシーンでは圧倒的なパフォーマンスを見せている。
その息をのむほどに美しいバレエシーンの振付は、ベルギーが世界に誇る振付師でコンテンポラリー界の旗手、シディ・ラルビ・シェルカウイが担当している。


Cast

ララ
ビクトール・ポルスター
Lara:Victor Polster
2002年ベルギー・ブリュッセル生まれ。幼少期に演劇クラスに通ったのち、バレエの道に進むことを決意。ベルギーのアントウェルペンにあるロイヤル・バレエ学校に入学。ギリシャのバンド、ベガスのミュージックビデオに出演後、ロイヤル・フランダース・バレエ団と、ディオールからのオファーを受ける。また、数々のダンスコンペティションでも優れた成績を残す。 本作が映画デビューとなる。
マティアス(ララの父)
アリエ・ワルトアルテ
Mathias:Arieh Worthalter
1985年フランス・パリ生まれ。ベルギーの映画学校INSAS(Institut National Supérieur des Arts du Spectacle)を卒業後、舞台俳優として歩み始める。ポール・カミュや、クラウド・シューミッツなどといった監督の作品で複数の役を演じ、舞台俳優として成功を収めたのちに、映画界でのキャリアをスタートする。出演作に『フレンチ・ラン』(2016年ジェームズ・ワトキンス監督)、『Marie Curie(原題)』(2016年マリー・ノエル監督)、『エタニティ 永遠の花たちへ』(2016年トラン・アン・ユン監督)などがある。次回出演作に『DUELLES(原題)』(オリヴィエ・マッセ=ドゥパス監督)、『SYMPATHY FOR THE DEVIL(原題)』(ギヨーム・デ・フォントネ監督)が待機中。
監督・脚本:ルーカス・ドン
Directed by LUKAS DHONT
1991年ベルギー、ヘント生まれ。ヘントにあるKASKスクールオブアーツ卒業。在学中に制作したショートフィルム『CORPSPERDU』(2012年)が数々の賞に輝き、2014年に製作した『L’INFINI』は2015年度のアカデミー賞短編部門・ノミネート選考対象作品となった。
2016年にカンヌ国際映画祭のコンペティション部門の1つである、学生作品を上映する「シネ・フォンダシオン」の「レジダンス」と呼ばれる制度に、『GIRL/ガール』の脚本で参加。この映画は、彼がこれまで探究し続けた「ダンス」、「変身」、「アイデンティティ」といったテーマを見事に融合した作品となっている。


〈監督作品〉
2018年 GIRL/ガール
2014年 L’INFINI (短編)
2012年 CORPS PERDU (短編)
2012年 SKIN OF GLASS (短編)

〈コメント〉
幼少期、父は僕と兄弟をボーイスカウトに入れることを望んでいて、僕たちはボーイスカウトのミーティングに連れていかれ、他の子達と一緒に泥だらけになって遊んだり、キャンプしたりしました。僕はそれが嫌でした。

むしろ僕は、演技をしたり、歌を歌ったり、踊ったりしたかった。そうしているときの方が自分らしいと感じていました。
しかしそれが「女の子っぽいこと」だと思われていると知った時には混乱しました。自分は男の子なのに、どうしてそういうことが好きなんだろう?と。

そうして僕は、「女の子っぽいこと」をやめてしまいました。みんなの笑い者になりたくなかったのです。
それから数年後、僕は映画学校に入学し、一人の女の子についての記事を新聞で読みました。彼女は男の子の体で生まれたけど、自分のことを女の子だと確信していました。たとえ生物学的にはそうと認められていなくても。

一瞬でその子に心を動かされました。体の性別と心の性別が同じだと決めつけている社会に対し、勇敢に挑む若者。僕はそんな彼女のようなキャラクターを、自分の映画で表現したいという情熱でいっぱいになりました。そのようにして、映画『GIRL/ガール』は誕生したのです。性別について、「女性らしさ」や「男性らしさ」について、僕たちの考えを伝えるために。そして何よりも、若きヒロインが自分の望む自分になるために自身の体を危険にさらしていく、内なる苦悩を表現することを重視しました。15歳にして「本当の自分自身でいること」を選び生きていく。そんなヒロインのお話です。

Review


この映画は観る者の人生を変える
─The Playlist 
優美さに溢れた映画。ハートを一撃!
─Le Figaro
美的で奥深い。絶対に見るべき作品
─Rolling Stone
心揺さぶる力強い映画。衝撃的!
─Premiere
ビクトール・ポルスターのエレガンスは
性別の概念を超越する
─MADAME FIGARO
奇跡のように完璧なデビュー作
─De morgen
優美で慎み深い驚くべき傑作
─Femme Actuelle
記憶に刻まれる映画
─LE MONDE DES ADOS
規格外のパフォーマンス 
─Hollywood Reporter
今年のカンヌで発見した傑作のひとつだ 
─The Wrap.
魅惑的で繊細で、心を揺さぶり記憶に残る新星の誕生。
─LE SOIR
突出した最高のデビュー 
─Variety
思春期の葛藤の先にある父と娘の美しき絆の物語
─Le Soir Mag
ビクトール・ポルスターの記憶に残る演技。何たる才能!
─HET Laatste Nieuws
力強く、ラディカルで勇敢。芸術的感性の傑作
─LA PROVENCE
ヒューマニズムと映画の美しきレッスン
─CINÉMATEASER
痛みと希望に満ちた傑作
孤独なティーンエイジャーの生きた肖像
─VRT
類まれなる偉大な才能が発見された
─De Standaard
人々の心を変える力を持つ
─LA LIBRE
見るべき作品
─LE PARISIEN
息をのむような映画
─Bruzz
今年一番の傑作
─La libre
驚くべき衝撃
─Télé Loisirs
印象的な感性の新鋭
─VOICI
パワフルで誠実
─FICHES DU CINEMA